治験って



ワーホリ側からきたみなさん。
治験(臨床試験)ってご存知ですか?
ちょっと有名な裏バイトで、専門の病院にてまだ世間に出まわる前の薬(海外では発売されている場合が多い)を飲んでその薬の体内での動きを見ると言うもので

簡単に言うと人間モルモットです。



はい、少しでも恐そうと思った方
回れ右です。

興味が少しでも沸いた方
うん。
めんどくさいので。


あとは…ググってください(^O^)/ 








…とは言いません。笑
やっぱりワーホリ側から来る方の方が多いと思うし
そっちの方にもぜひこのアルバイトについて知って欲しいです。


ちなみの僕は今まで3度治験に参加し合計70万円ほど稼ぎました。


はい、少しでも怪しいと思った方
またまた回れ右です。 


やっぱりワーホリでお金をいくら準備したらいいのかは不安だと思います。
そのちょっとした手助けになるかなと思います。
僕の感想としては貯金より英語勉強しとく方が大切だと思いますが。




ちなみに3回の内訳

一回目
2泊x2回、謝礼金約8万、ジェネリック医薬品(粉末飲み薬)、薬の効用忘れた…

二回目
25泊x1回、謝礼金約45万、新薬(貼り薬)、抗圧剤

三回目
4泊x3回+2泊x1回、謝礼金約20万、新薬?(貼り薬、同じ薬の飲み薬は既に市販されているが形状を変えるというもの)、これも抗圧剤だったかな…




治験の良い点・悪い点


良い点
  1. とにかく楽(でも注射嫌いな人回れ右)
  2. 入所中の大半が自由時間
  3. お金がいい(相場は1泊につき約1.5万~2万、1通院約1万)
  4.  三食提供してくれるので食費が浮く

まず1,2ですが、ホントに入所さえしてしまえばとにかく楽です。
入所中は投薬以降、定期的に行われる採血、心電図、血圧、体温測定以外は自由時間。
決められたルール以外(激しい運動、勝手な飲食、他の入所者に迷惑をかけるなど)何してても大丈夫です。

病院にwifi飛んでますしマンガ、ゲームもあります。
ちなみに僕はずーっとマンガ読んでるかPCで遊んでました(勉強しろ)
やってる人は公認会計士の問題集みたいのやってたなー。笑


3はそのまま。
例外はたまにありますが自分なら相場から外れすぎてるのは恐いので止めますね。笑

ちなみにお金がいい理由は入所中病院の中で決められたルールを守らないといけないので、その時間も拘束時間として時給換算されているからです。
24時間で1.5万~2万なので時給で言ったら1000円以下です。
まあ漫画読んでて時給が発生するわけですが…笑


4は当時一人暮らしだった自分には地味に嬉しかったです。



悪い点
  1. 入所中は病院の外に出られない
  2. 病院から出される決まった食事しか食べられない
  3. 出された物は完食しないとだめ(好き嫌い激しい人回れ右)
  4. 意外と条件が厳しい
  5. 休薬期間
  6. 女性が参加できる試験が男性の10分の1程度
  7. 治験のプロになったら人生終わり

1番。はい、出られません。なので基本友だちとかにも会えません。電話は使えますが。

あと、僕が2回目にやった25泊のやつ。
これはちょーー長期の試験だったのですが(最長33泊まで聞いたことある、基本は2、3泊×2回とかが多いかな)
こういう例外の場合、病院に許可を取れば面会もできます(刑務所ですか?笑)

あと、流石に25日間外に出ないのは不健康(数値に影響する)のでこの試験の時は
みんなで一斉に映画を見に行ったり(チケット病院持ち、映画は決められない)、30分くらいの散歩をしたりしました(全部で3回あった)


2、3は好き嫌い激しい人には厳しいですよね。
でも僕は梅干し嫌いで残してました。
先に申告しとけばいけるものはいけます。


はい、4!!4!!4!!!!
4番!!これ本当に鬼門です!!
条件って試験によって多少違うんですが(例えば喫煙者はダメとか、特定の場所に手術歴があるとか)、全試験に共通すること、それは健康であること

この健康っていうのが本当に難しくて、僕はこれはある種、治験の向き不向きなんじゃないかなと思っています。
ちなみに僕はスタッフ時代、友だち7人誘いましたが7人全員健康診断で異常(日常生活には支障ないけど治験の試験は受けられない)が見つかり不合格になりました。

僕の友だちはみんな健康診断を受ける前口をそろえて言いました。


友だち
「え、いや治験とかこえーよw」
「信用できんのかよ」
「死んでも自己責任ですみたいな誓約書書かされるんだろ?」



「だまれ!!!!」
「こえーとか不安とかうるせえ!!!」

「まず健康診断受かってから不安を口にしろ!!!!」
「むしろ逆じゃ!何かあったら病院が全力で保証しますの書類じゃ!!」


あのですね、治験の流れを簡単に言うと

予約→健康診断→合格(仮メンバー)→入所(投薬前日に健康診断→本メンバー(投薬される人を決める))→投薬→参加期間が終わると終了→数値に異常ある人は追加検査


つまり健康診断に受からないとメンバーになれずそこで終了です。大抵の治験は倍率3~5倍と言われています。そして健康診断に合格した人の中からさらに選りすぐりのメンバーを決めます。
3~5倍ってきみの大学より高いだろと。
健康診断不合格ってことはセンターあし切りみたいなものなんですよ。

※健康診断を2回する理由は、1回目の健康診断で良くても2回目までに体調を崩すなどの可能性があるため。


ちなみに健康診断は
体重,身長,体温測定、採血、心電図、血圧測定です。
学校で受けるやつと同じです。
もちろんここで薬なんて飲みません。

そこで試験の説明を受け、なにか一つでも不安だったりしたらすぐ辞退できますし、交通費(病院にもよりますが大体3000円)もでます。
学校と同じ健康診断で3000円もらえるならそれだけでもいいと思うんですけどね。。

ちなみに僕の友だちの一人は健康診断で白血球にリアルな病気が見つかり、もはや日常生活にも危険かもしれないと言われ他の病院の紹介状を出されていました。笑
このように単純にただの健康診断としても機能してくれます。


このようにですねみなさん
治験=危険、恐いと思いがちですが
僕からしたら健康診断受かってから文句いいなさいよって話です。

偏差値足りてない大学のマイナスポイントあげられもね、、って話ですよ。



5は治験には休薬期間と呼ばれる一度治験を受けたら(投薬されたら)次の試験まで治験を受けられない期間があります。それが休薬期間です。
期間は95%くらいの試験が4か月です。

どうしてこんなものがあるのか、それは1回目に投薬した薬と次の薬が作用しあって正確な数値が計れないからです。
なので薬が完全に体内から抜けきるまで次の試験は受けられません。
4か月という数字は薬が完全に体内から抜けきる期間だと言われています。
(実際はもっと早いと思うけど)


この制約のせいで試験を終えたら次、終えたら次と連続で治験だけでお金を稼いで生活することはできません(くそう!)


ちなみに健康診断で落ちた方はこの期間は関係ありません。
投薬されてないので当たり前ですね。
なので健康診断で落ちた方はそのまま次の試験が受けられます。



6は非常に残念なんですが本当に女性の治験は男性に比べ少ないです。
通院だけの花粉症の試験とかは男女ともに受けられますが、謝礼金の良い泊まりの試験は数少ないです(3か月に1回くらい?)。あとは45歳以上の閉経後の女性対象のものは多いです。
ワーホリに行く人は女性の方が圧倒的に多いのでそこは本当に残念です。


7はあまり詳しくは書きませんが、治験には「プロ」と呼ばれる本当に治験に全力を注いでいる方たちがいます。
いわゆる治験を本職にしている方々。
想像できると思いますが、まあ僕はなりたくないですね。笑
みなさんにも治験は何か夢を掴むための資金集めの一つの手段に留めてほしいです。笑



はい。
これが治験のなんとなくの説明です。


ただ途中にも書きましたが、もしあなたがワーホリをしたいなら
僕の経験上、資金集めは英語勉強の次だと思います。
もちろんどれだけ英語力を伸ばしたいかとか、学校に通う期間にも大きく左右されますが。
まあでも入所中も勉強できるのでやっぱりおすすめですね。


質問などあればこの記事か直接連絡くださいm(__)m

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